娘は幼稚園年長です。

今までは友達がそばにいても個々での遊びだったのが、年長になって「友達と一緒に遊ぶ」ことが増えたと実感します。

友達と一緒に遊ぶことで、好きな友達、特に好きでも嫌いでもどちらでもない友達もいると娘から話があったこともあります。娘はバカなことを言い合える友達が好きなようです。

先日私の母と娘が公園で拾った大きなどんぐりとどんぐりの帽子をセットにして袋詰めしているのを目撃しました。娘は嬉しそうに幼稚園児全員分9名の名前を書き、一人ずつに手渡せるように準備している様子でした。

今日はそのどんぐりを持って登園し先生にも私の方から事情を説明しました。

お迎えの時に娘が悲しそうな顔をしています。

娘は「(暴走役員の子ども)ちゃんに渡そうとしたら要らない!と言われた。逃げるから追いかけようとしたけど無理だった。手を踏まれた。」とのこと。

私は「要らないっていう子には無理に渡すことはできないよね。そういう時はもうほっとくしかないんじゃないかな。」と答えました。

娘は「(暴走役員の子ども)ちゃんのことが苦手」とつぶやきました。

踏まれた娘の手をさすってあげながら、今回のことで娘にかける言葉はないかなと考え、私は何かの本で読んだことのある10人の法則?について思い出し、そのことを娘に説明し苦手と思う子がいても大丈夫だと勇気づけました。

私「園に10人友達がいたら、2人は好きな友達、残り2人は苦手な友達、残り6人はどちらでもない友達になることが多いみたい。でも苦手な2人の友達に無理して近づいて仲よくしようとしても仲良くなれないらしい。それよりも好きな2人の友達と楽しく遊ぶことの方がとっても大事だよ。幼稚園の友達全員と仲良くならなくて良いんだよ。」

娘はホッとした顔で「わかった」と言い、その後はいつも通り楽しそうに家の庭や畑で遊びました。

娘には今回のことで人間関係を学べる機会だととらえさせ、冷静に以上のことを説明しました。

実際に大人の世界でも10人の法則は通用する気がします。すごい法則だなと思います。

投稿者

田舎薬剤師

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