家族で週末にこれから住むエリアを決めるためにドライブがてらよく出かけました。
まず夫婦で大事にしようと思ったことは、交通の便が良いのは有難いがそれよりもその場の空気感、
懐かしい感じ、ここに住みたいという直感を信じようということでした。
山道もあり車酔いしながら、あっちこっち散策しました。ただ、絶対ここに住みたい!!という
直感的な自分には出会えず少し落胆しました。夫も同じ感想でした。

何度も夫婦で話し合い、最後に行き着いた答えは「住みたいエリアをピンポイントに絞るよりまずは
許容範囲内のエリアを広く設定して、その中で住みたい賃貸古民家を探そう。そして住みたい賃貸古民家が
ある場所に住めば良い。」といことでした。賃貸古民家自体の物件数があまりないということも
調べていくうちにわかり、万が一住みたいエリアが決まっても賃貸古民家がなければ意味がないということ
に気づいたのです。
そもそも賃貸古民家にこだわるのは、いきなり家を買うリスクをとりたくなかったからです。
賃貸なら、やっぱり田舎暮らしに向いてなかったとわかればすぐに引っ越しできますからね。

また許容範囲内のエリア設定に関しては、夫の事務所(都市部)に通勤2時間以内で通える場所と決めました。
夫は自営業なので、毎日事務所に行く必要がないこと、場合によっては在宅でも仕事ができます。
それが田舎暮らしへの後押しにもなりました。ちなみに私はしばらく無職になり、自分の方向性を
見極めて行こうと思います。必要あればパートで薬剤師の資格を使って働くのも良いなと思っています。
わが子は親に比べ柔軟性が高く、現在の保育園から別の幼稚園に転園しても今の段階ならまだ大丈夫だと
思いたいです。今通っている保育園でできた仲の良いお友達と引き離してしまうことになるのは
初めてのことなので私自身の心も辛いです。子供には「引っ越して新しく幼稚園行くことになっても
もしどうしても嫌だったりしたらココに戻ってこようね」と嫌だったら逃げてもいいんだということを
伝えています。子供なりに引っ越すこと、引っ越し先が合わなかったら今の保育園に戻ってこれることを
理解してくれました。
今切実に思うことは、やっぱりここに移住してきて良かったと家族全員が思える場所に出会いたいです。